重要な条件・優先順位を明確にしましょう!
重要な条件は業種によっても様々ですが、クリアすべきポイントを明確に把握した上で、物件をお探しください。以外にそのポイントをお客様
自身が見落としている場合もあります。業種によっては駅チカや駐車場必須の郊外物件などありますが、多くの条件を満たす物件であれば当然
人気も高くお家賃も高額になる場合があります。お客様にとって重要な条件・優先順位を明確にしましょう。
■希望エリア■人通り■広さ■家賃■交通アクセス…など
開業のための手続き
移転や複数店舗展開などのケースもありますが、ほぼ新規開業の場合、以下のような準備が必要となる場合があります。
許可・認可が必要な業種
業種によっては、役所からの届出・許可・認可が義務づけられているものがあります。
許認可が必要か不明な時は関係窓口や仲介業者に問合せてもよいでしょう。
許認可・届出が必要な主な業種はこちらを参考にしてください。
【許認可・届出が必要な業種】
■保健所 | ■警察署 | ■都道府県及びその他の官庁 |
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・飲食店営業 | ・リサイクル店 | ・酒類販売業 |
・理美容業 | ・金券ショップ | ・建設業 |
・食品等販売 | ・バー・クラブ | ・保育所 |
・食肉販売業 | ・警備業 | ・各種学校 |
・魚介類販売業 | ・古物商 | ・不動産 |
・菓子製造業 | ・マージャン店 など | ・運送業 |
・豆腐製業 | ・駐車場 | |
・旅館業 | ・人材派遣業 | |
・診療所・病院 | ・自動車整備業 | |
・クリーニング業 | ・ガソリンスタンド など | |
・医薬品販売業 など |
資金計画をたてましょう
開業が決まれば、どのくらいの資金が必要でそれをどう調達するのかについても検討しなければなりません。
お客様の事業に必要な設備・取得にかかる資金、その調達方法を前もって調べておきましょう。
必要となる開業資金
開業資金は、業種・業態・事業形態によって異なります。
飲食店を始める場合には、テナントを借り、看板や内装を施し、什器備品を揃えなければいけません。
事務所を構える場合にも、契約金や保証金など不動産契約にかかわる費用が必要となります。
小売業を始める場合にも、商品や材料を仕入れる費用や看板・内装・什器費用が必要です。
ご自身のイメージにより近い店舗を作るためには信頼できる業者を見つけ、プロに提案してもらうことも必要になります。自分の趣向や理想にこだわることも大切ですが、立地や業態に沿ったプランをいくつか提案してもらっても良いでしょう。
資金調達の方法
契約時にかかる費用、内装工事費、設備、業者や仕入れや人件費などの運転資金など候補物件の選定と合わせて資金調達のメドをつけましょう。
資金調達方法には、自己資金・個人からの借入・金融機関からの借入などがあります。
金融機関からの借入には更に2種類あります。一般の金融機関からの借入と公的な団体からの借入です。
最近では外食店の開業支援に特化した専門の金融機関もありますので一度、専門家へ相談することをおすすめします。
日本政策金融公庫や都道府県等の自治体が低利や無担保・無保証人の融資制度を条件つきで設けていますので、こちらを利用しても良いでしょう。